フロン読了
岡田斗司夫氏の「フロン」読了。
どんな本かというと、自由を至上として育ってきた戦後数十年後に生まれた世代にとって、今までの枠組みの「核家族」は不自由で不幸だから、その夫婦や家族という関係性にストレスを感じるなら、新しい形の家族になろうよ。的なお話。
おたく的な話は1ミリも入ってないw<まあ、そこは期待してなかったし。
具体的には、(ステレオタイプの)父親っていらないじゃん、母親がリーダーシップとって「家庭」と「仕事場」を切り盛りするしかないって話。
想定の対象読者と自分がちょっとずれているからか、語りかけるような文体が一見バカにしているようにもとれたのだけど(岡田氏の作風かも)、ちゃんと根本の話をしつつ、具体的な話を展開しているのはわかった。
しかし、ラストあたり、掘り下げが足りない感を感じつつ、後書きを読んだら、この本の「父親不要論」を真面目に考えたら離婚してしまったそうな。離婚後は“元妻の家”に通っているそうで。(2001年の本です)
自分は、実戦が伴わない理論を空虚なものと考える節があって、そういう意味ではすごい本(人)だった感じで。(まあ、そうするとスケールがでかい事を考えられなくなるので、良し悪しなのですが)
圧倒的読書量のおたく論の相方に「ニコイチ題材に書くのだけど、父親不在論の参考図書って何がある?」って聞いて進められたのがこの本だった。
「岡田斗司夫進められるとは思わなかった」(だって、院生が参考に使うような本を平気で薦めてくる人なんだぜw)
と返したら、「他に思い当たる本がない」と。
つまり、「父親の不在(離別という意味ではなく)」を現状を踏まえてちゃんと論じた本がきわめて少ないって状況でもあるんだろうなぁ…。
単純に本から得られる情報としてはあまりなかったのだけど、自分で理論を構築しながら実践してしまうというのが一番参考になる本だったかなと。(褒めてますw)
自分の住む(物理的意味だけではなく)世界から社会全体を見つめる事は有意な事と思うので、マジで「おたくと子供」を題材にインタビューしたりしていきたいなぁ…。
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ツイッターのプリキュアアカウントでは真面目な考察な時とキャラ愛を叫んだ時と軽いシモネタの時に返事がつきやすいw
あー、あと、アホ発言はRTされまくるので(つってもこの前は10RTぐらいだったか)練っておかないとなw
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今日のシェイプボクシングもおやすみ。
体重は+0.4kg。
ヤバイ…。まあ、ずっとヤバイのだけど。
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今日のラブプラスもさくっと。