「もやしもん」「銀の匙」の「お祭り」「日常」

前々から思っていた(というか、もっと早く気づけよってレベル)んだけど「もやしもん」って「お祭り」なんだよね。
11巻を読んで確信したというか、11巻に収められているエピソードが作中のミスコンを連載誌の読者投票でやってしまうという、お祭りとしか受け取れない内容ではあるのだけど。
もっとも、初期から農祭にやたらページ数使っていたりしたんだけど。
まあ、そういう部分も含めつつ、蛍のゴスロリもお祭り的だし、作品のアイデンティティに近い所にある「菌」達もお祭りなんだよね。
日常がありつつも、ちょっと地に足が付かない浮かれた感じのお祭り。
ある意味まんが的とも言える。

うんちくまんがの側面も持っているのだけど、「菌」達が真面目に菌の話をするってあたりにその要素を見出すのだけど、それというのは、「『菌』達が真面目な話をしている」という属性的記号の要素が強い気がする。昔の川原泉まんがの「読まなくても良い」と但し書きのされている文字数の多いコマのようなw
作品の構造で見た場合、うんちくを語る役に見える樹教授は、案外うんちく語ってないんだよね。実践の人という設定もあるのだけど。

一方、「銀の匙」。
おなじ「農業学校まんが」という土俵の上ではあるものの、もやしもんとはある意味反対側なんだよね。
日常に密接に関連性を持たせてあるんだよね。
寮生活で農業学校という、ある意味、普通の人の日常からかけ離れている舞台設定なんだけど、「食べる事はどういう事か」というのを、教科書的な文字の羅列になることなく、ストーリーで見せて(魅せて)いるんだよね。
「食べる事」は普遍的な日常。その日常を支えているのはなにかってのがこの作品の(今のところの)骨子の気がしている。
というわけで、「銀の匙」は日常のまんがだと思うのですよ。
もっとも、ジャンル的な「日常物」とは毛色が違いますが。


というわけで、どちらが優れているというのはあまり意味がない比較。
あえて「ハレとケ」という言葉を使わずに。

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今日はプリキュアS☆Sの映画版を見る。
正直な所、自分がTV版のS☆Sでツライと思っているモチーフへのこだわりすぎ感がなくて、気軽に楽しめて良かった。

ゲストもほんとにゲスト的で良かった<ざタッチをdisってるのかー!w

あと未見のプリキュア映像作品はMH映画版、GoGo映画版、スイート映画版、DX3、NSか。
スイートとNS以外はDVDをリッピングしてある。

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今日のシェイプボクシングもおやすみ。
体重は+0.3kg。
まじでそろそろって、いつから「そろそろ」って言っているんだろうw

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今日のラブプラスもさっと。
巷ではバグで騒動してメーカーが謝罪するという状況にまでなっているみたいだね。
11年秋発売予定→11年12月発売予定→12年2月発売という状況でバグだらけかぁ…。
開発者何人死んだんだ?w
去年の春ぐらいからデスマだったのでは?w