夏のあらし読了/コミPo!で4コマその54

コミック版、夏のあらしを読了。
去年に最終の8巻が発売されてて買ってあったんだけど積ん読に。
で、寝る前のまんがとして1巻から読んだ。
2日で1巻のペースで。

内容としては、タイムスリップ物なんだけど、主なタイムスリップ先が太平洋戦争末期の横浜という事もあり、ウェイトとしては戦争物といえるかもしれない。

タイムスリップという手法をうまく利用して、横浜の空襲をうまく追体験させていると思う。

空襲の描写以外は、現代の古い喫茶店「箱舟」を舞台としたラブコメ調にも見える。

作者は小林尽氏で自分はスクールランブルの終盤からはまってた。
劇画調のペンタッチ(Gペン?)で良い意味で萌えキャラともいえる女の子を描くすごい人だ。

その、劇画調と萌え絵がこの作品にすごく合っている。

今から思えば、2期まで作られたアニメ版は劇画調タッチではなかったため、物語の核心ともいえるシリアスな話をあまりやらず、特に2期では終始コメディタッチで終わったのではないかと思える。

先にも書いたが、タイムスリップという手法で、読者視点のはじめや潤を空襲時の横浜に放り込む。そこで繰り広げられる、悲惨で迫力がある劇画のシーン。
戦争を知らない世代の作者が取材によって追体験した事をさらに追体験させられる。
理屈抜きの理不尽な世界。この手が苦手な人が読んだらトラウマになるってぐらい迫力があった。(自分ももちろん戦争を知らない世代なんだけど、戦争の追体験ですらトラウマでたまに夢に見る)

文字だけじゃない、絵の説得力というのもこの作品は持っていると思う。
今まで焼夷弾を燃やす事に特化された爆弾ぐらいにしか認識していなかったけど、この作品のおかげで、空から無数に振ってくる鉄のかたまりという認識も加わった。そんなんを高密度でばらまかれたら、と想像するとさらに恐怖に駆られる。

作者は自分と2歳ちがいだ。親の世代ですら戦争を知らない世代の可能性が高い。
その世代が描く戦争まんがとしてはかなりの高レベルなんじゃないかと思った。

欲を言えば、タイムスリップ関係の話ももう少しスッキリさせて欲しかった。(寝る前の頭だったので、うまく飲み込めてないってのもあるけど)

どうしても比べてしまうんだけど、アニメ版はこの作品のアニメとしては平和すぎるな。まあ、その平和な日常が良くてそこにスポットを当てと思うんだけど。

      • -

今日、先日引き渡した中古ノートPCが起動しなくなったと持ち込み。
たしかに、電源を挿してもコンセントのLEDがつかない。
とりあえず預かる。
で、夜になってふと思いつき、バッテリーを外して電源を入れてみたら起動した。中古なのでバッテリーが消耗しきって電源周りが不安定になっていたんだろう。
明日引き渡す予定。

ちなみにIBMのノート。IBMはノートPCのメーカーとしては信頼しているんだけど、自分の次期出張用ノートのx60(メーカーはレノボに変わったけど)がバッテリーの消耗でフリーズするという現象を目の当たりにしたので驚かないw
ちなみにそのx60は互換バッテリーを買って、今慣らし運転中。4、5回充電と放電を繰り返したらいいとあったので。ついでにキスデジXのバッテリーも1個買ったんだけど、こちらはどうやって放電状態にしたらいいのかわからないw
最近、バッテリー切れになるまで撮ってないし。
豆電球とか繋ぐと過放電しそう。

      • -

コミPo!で4コマ「アンドロイドりん」
105話
http://twitpic.com/3x4xx7
106話
http://twitpic.com/3x4yom

105話、りんちゃん本命チョコの相手とは。はじめて背景にスミベタ使った。そんだけ衝撃だったって事で。
106話、かろうじて「ぐぅの音」は出たはるのちゃんでした。別にいいじゃん! 2次元でも! <作者の心の声

猫のメロンってのはウチで飼っている猫の名前です。
「猫は3次元」と自分で書いてて反論が思いつかないけど、
でも、ウチのメロンはなつっこくて一緒に寝るとかしているけど、チョコはくれないしなーw
その点、2次元の凛子は2次元内でだけどチョコくれるし。

さてバレンタインネタどこまで引っ張るかなー。

      • -

今日のシェイプボクシング。30分コースをしぶしぶw 1200パンチぐらい。体重は-0.2kg。晩飯カレーだったのと朝食2回食べたのでそれを考えるとマイナスな分だけ良い結果だな。
グラフを見返すと、12月からほとんど変わってない。11月よりは低い数値って感じ。

      • -