アホの子がリーダーという発明

はい、プリキュアの話です。

初代プリキュアとSSのダブルヒロインの特徴として、「活発で男勝りででも勉強はニガテ」と「利発で優等生タイプ」の組み合わせがあるのね。

初代とSSは基本的に2人の絆で戦っていたからそういうわかりやすいキャラ設定になったのだと思う。
それが、SSの次の5ではいきなり主要キャラクターが5人という自体に。
5人になる時、わかりやすいほどのキャラ属性が分割され「ボーイッシュでスポーティー」「アイドル性」「安らぎ・文系」「知性・委員長」に別れて、最後に残った「アホの子」属性“だけ”のキャラクターが誕生して、それがリーダーという…w

運動も勉強もニガテで、さらにアイドル性もなく…w
でも、リーダーw

おっちょこちょいでとぼけてごまかす、とかいうレベルじゃなくて、本気でアホの子。

これは敵と戦うという構図のアニメの中でここまでアホの子がリーダーなのは「発明」じゃないかって気がしてる。

のぞみってキャラなんだけど、とってつけたようなリーダーの枠ではなく、なぜのぞみがリーダーなのかってのは作中で割と自然に織り込まれていた気がする。

のぞみのリーダー性というのは、単純なリーダーシップではなく(リーダーシップ取れそうなのは委員長のかれん)、絶望の中でもアホの子を貫けるという希望的な存在だと思っている。

普段から、根拠のない「けってーい」で個性豊かなプリキュア達の方向性を決めていたりするのだけど、絶望の中でもそれは変わらず、心が折れないんだよね。どんな事でも無条件にポジティブに捉えてくれるというか。
「アホの子」を貫いているから、「あれ、ちょっとまずいかも」とか考えないんだよね(笑)

そのアホの子加減ものぞみの魅力だったり。

プリキュアの表テーマである「諦めないポジティブさ」をアホの子として表現したのが「発明」だったというのが日記の表題に繋がる話。

他にもアホの子がリーダーのアニメは他にもあるとは思うけど、のぞみほどアホの子で、でも、希望の象徴といったわずかながらのリーダー適正を描いている作品は希有なんじゃないかな。セーラームーンほそれなりにアホな子だった記憶があるけど、のぞみほどアホというより、照れ隠しでアホやっていたイメージがあるし、アホの子しかいないミルキィホームズは戦う敵がいそうでいないから例外的でw

      • -

そろそろ同人誌の原稿書かないと…。
次は1/22の福岡ドームで出す、「金田一蓮十郎」氏作品の考察です。
って、何日か前にも描いたな。
「このまんががすごい」的なレビュー本に「ライアー×ライアー」が割と高順位に位置していて嬉しかったりするけど、それ以外の作品で書くというw<ライアー×ライアーも結構好きなんですけどね。
ちなみに代表作的なハレグゥでも書かないという…。

とりあえずまんがを読み返さないと…。

      • -

今日のシェイプボクシングもおやすみ。
体重は+0.2kg。
カレーだったけどそんなに増えてないな。

      • -

今日のラブプラスもさくっと。