こちらの世界では充実した日だった…。

こちらの世界は充実した日だった…。(あちらの世界=現実)

今日はプリンセスチュチュの10周年記念同人誌の打ち合わせでつぶやきまくりました。専用アカウントでつぶやいているのでこっちの方には流れてきてないです。

ちなみに自分が幹事的な編集長的な旗振り役です。

自分の頭の中ではそれなりに温めている事でも、実際文字にしてみると違うね。
少しずつイメージが具体的になっていってます。

で、別のアニメの話。
今冬アニメで注目している偽物語の予習のため、昨年末から1日1話ペース弱ぐらいで化物語見てます。
今日見たのが12話。
たしかTV版最終話です。

いつものようなAパートの小気味よいセリフの応酬で死ぬほど笑った後、そのセリフの展開が羽川という委員長キャラが感じている「勉強できることの(それによって期待される事の)ストレス」に結実しているってのに気がついた時から「スゲー!」って感じでした。
そして、Bパート。構造だけみたら単なる「好きだ」と言っているだけのラブストーリーだったのですが、一見、冗長気味なセリフから感じられるのは、ひたぎというキャラがどうしてアララギを好きだという気持ちそのもののようでした。
ハーレムアニメを見てたまに思う「リア充氏ね」という感情は少しもありませんでした。
一応、ひたぎは自称「ツンデレ」で、確かにツンとしているのですが、ステレオタイプツンデレではなく、別の呼称を単独で付けたいぐらいのキャラの立ちでした。
すっごい毒舌なんだけど、毒舌なのも過去の積み重ねがあって、その過去の積み重ねがアララギに恋しているという気持ちにちゃんと繋がってて。

アニメとしてみても、シャフト/新房監督というラインの独自性がかなり出ている演出なんだけど、絶望先生あたりが実験作だとすると、化物語はその成果物のような。
見ている者を拒むぐらいの切り替わりの早さのテロップも全部は読んでないけど、それにそんなに依存して無くて。ちょっと前衛的なアニメの絵作りがほどよく収まっている感じで。
それはともかく、原作の西尾維新氏という作家のすごさが際立っている感じ。
萌えの文脈はラノベ並かそれ以上にくみ取りつつ、ラノベの系譜から娯楽小説を飛び越えて純文学に殴り込んだんじゃないかって感じが。まあ、原作読んでませんが。こうなったら読むしかないか。文字では読んでないのだけど、セリフ回しがものすごく秀逸。

化物語は昨年末BD-BOXが出て、正月気分でamaポチしたのだけど、その時は「まよいと撫子は萌えるから買うか」的な煩悩に直結した物欲だったのだけど、こうやってみると、家宝と言ってもよい存在に。

繰り返しにもなるが、人物の配置を見ると、特殊能力を持った主人公を取り巻く、怪異にとりつかれた美少女達というものすごく萌え系作品でありふれた構図なんだけど、ハーレムになっていないのはもちろん、一つ一つが有機的に結合しているし、アララギ君の彼女はツンデレツンデレとは一種のコミュニケーション障害なんだけど、なぜコミュニケーションに阻害が出るかをちゃんとセリフ回しなどで表現しきった感じがすごい。

ていうか、真夜中というか早朝になんてたらたら書いているんだろうw
いや、しかし、化物語という作品が売り上げ的にも色々記録していて良かった。いいアニメを作って(運が良ければ)売れる事例というのを築いたのだから。

で、同人誌の話。
今日からプリキュアを見る本数を減らして、同人誌の執筆に時間を割こうと、まずは参考文献にする岡田斗司夫氏の「フロン」を読み始めた。
まだ数ページしか読んでいないのだけど、岡田斗司夫氏は「父親って何をしていいのかわからなかったからいろんな人に話を聞いてまとめてみた」というのは伝わってきて、その場合、自分に置き換えると、「子持ちのおたくはどう親になるのか」を考えてみるべきなんじゃないかと思えてきた。おた系に片寄りすぎて「ダメな父親」である自分は、それしかできる事がないんじゃ、とか、それが出来ると思うならやっておくべきだ、と。
つまり、おた系で「ダメ」な自分を点として置き、まわりの子持ちおたくはどう思っているのか、また、未婚のおたくでも、こどもが持ちたいと思うのか、こどもが出来た場合おたく趣味をどうするのか、「子育て論とは別」に、明文化する事は同人であれ、おたく論をある種の生き甲斐にしている自分にとってはかなり意味がある事なんじゃないかと。

まず、子育て論は別って所からスタートし、また、別に、子育て論に終着しなくてもいいと思ってる。

こればっかは、色々話を聞いて、色々説教されて先を目指そうかと。

とりあえずの原稿は「序論」とでもして書く予定。

      • -

今日のシェイプボクシングもおやすみ。
体重は-0.8kg。
昨日増えた分までは減らなかった…。

      • -

今日のラブプラスもさくっと。
両パートでケンカ発生。