DTPソフト「EDICOLOR」

自分が前職場で使ってたこともあり、今でもメインで使っている、DTP組版ソフト「EDICOLOR」の新バージョンがでるのだけど、一番驚いたのは価格。キャンペーン価格というものの18000円。
むっちゃ安いです。買うかは別として。
http://ps.canon-its.jp/ec/
定価でも3万円。
ちなみに前バーションの9でも12万円とか。バージョンアップ価格でも4,5万するんじゃないかなぁ。
競合ソフトというか、組版ソフトのシェアをとってしまったadobeのインデザは単体で8万円ぐらい。
ワープロ以上組版ソフト以下のターゲットであろうパーソナル編集長が12000円ぐらい。

昔の話をすると、Ver.1は150万円だったらしい。

18000円という値段、これは、インデザに完全に主導権を握られてしまったという現状を把握して、攻勢に出たのかな? とも思う。

えーと、どういうソフトかと簡単に説明すると、印刷所や出版社、小さな新聞社で紙面作成に使われているソフトです。
かなり専門性に特化した感じ。完全にプロユース。
そういう専門の現場で使われるので、10万ぐらいしても普通だった(というか、インデザが出る前までは安い部類だった)。

インターフェイスadobe系に比べると垢抜けていないというかもっさい感じなんだけど、キッチリした設計をするならかなり優れていると思う。
余談的になるけどミリ単位で計算するなら断然EDICOLOR。adobe系は米国製ってこともあり、内部がインチで計算されているので、ミリ単位で厳密に組んでいくと誤差が結構出るのね…。

専門的ソフトって事で取っつきにくさはあるものの、一部の設定を見なかったことにしたり、一回設定を作り込めばむしろワープロより簡単。
自分は付き合って十年以上になるけど、文字種による文字間の設定はほぼデフォルトで使ってる。
つっても、ここ数年は同人誌にしか使ってないけどw

同人誌にしか使ってないので(あ、1件仕事でも使ったか)、更新するのに抵抗があったけど、しかし、18000円という価格だと、ホイホイ買ってしまっても良い気になるし、他人にも勧められる。あとePUBにも対応するみたいだし。「低予算で電子出版環境を構築したい」ってあたりも狙っているのかな?

これ、まじで、文章系の同人誌を作っている人にお勧め。Ver.6だとpdf出力機能ないからいろいろ苦労して他のソフトと組み合わせる必要あったけど今のバージョンはpdfをはき出せるし。
pdfならデータ入稿できる印刷所多いし。
(対応ソフトに書いてなくても、データ渡して問い合わせれば対応してくれるとこも)
(もともとpostscript出力対応のソフトだから、印刷向けのpdf書き出すと思うんだよね)
「EDICOLORで作る同人誌」という同人誌書いてみようかなぁ…。
一回ひな形作れば次からの作業がやたら効率が良くなります。

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今日のシェイプボクシングもおやすみ。
体重は+0.7kg。
間食+カレーが原因かなぁ…。

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今日のラブプラスもおやすみ。